「幸せになるには?」そんな問いの答えを探るため、世界一周、幸福国27ヵ国を巡る旅をした堂原です。

海外に出ることができない今だからこそ、日本の地域の幸せスポットを開拓中ですが、実は日本には、海外を上回るほどの魅力的な場所やアイテムがたくさん存在していることに気づきます。

なかでも目新しくてかわいい、女子なら誰もが幸せになれるスポットを岐阜県で発見しましたので、ここで紹介します。

家の中から幸せに。新しくてかわいい「タイル」

最近は、家を楽しむ時間が増えているのではないでしょうか。インテリアや食器などにこだわりが出てきたり。そんななか、いま私のなかで目新しく映っているのが「タイル」です。

今では、タイルを使ったかわいい雑貨や、目新しいシックなカラーのものなど、デザイン性の高いものが増えはじめています。

自分でDIYをする楽しみもあり、家時間を楽しくするお供にもなります。そんなかわいいタイルのアイテムや、タイルの産地を楽しむ女子旅を紹介します。

1、タイル発祥地のシンボル、「モザイクタイルミュージアム」



タイルの聖地は、焼き物の聖地でもある岐阜県多治見市にあります。

なかでも、小さくてかわいいのがモザイクタイル。”施釉磁器モザイクタイル”といい、お風呂や洗面台に使われる小さくツヤのあるものですが、これは多治見市の笠原町が発祥の地。全国一の生産量を誇ります。



ここに存在するのが、モザイクタイルミュージアムです。まず建物に度肝を抜かれます。ジブリに出てきそうな、とんでもないかわいさです。



また、周りは自然に囲まれているため、なんともほのぼのとした風景が癒してくれます。「土壁」が気持ちのいい雰囲気を醸し出す階段を上がり、最上階の4階へ。



目を引くのは美しい「タイルカーテン」。タイルたちが太陽の光を浴び、宝石のように輝いています。



また、昔からある銭湯の壁や洗面台、お風呂などが集められ、展示されています。どれも美しいため、昔からあるものとは思えません。

タイルの耐久性や、日本技術の素晴らしさを感じます。

2、3階はモデルルームやタイルの歴史がわかる展示に。



また、1階にはオブジェやタイルグッズを販売するショップ、フォトフレームがつくれる体験コーナーがあり、存分に楽しめる空間です。

■詳細情報
・名称:多治見市モザイクタイルミュージアム
・住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
・地図: ・アクセス:
■公共交通機関/多治見駅南口を出て、「多治見駅前」2番バスのりばから東鉄バス笠原線『東草口行き』または『羽根行き』に乗車、「モザイクタイルミュージアム」下車。(駅からの所要時間:約17分)
■自動車/多治見ICから約25分。 土岐南多治見ICから約15分。
・営業時間:9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
・定休日:月曜日(休日の場合は翌平日)、年末年始12/29〜1/3は休館
・電話番号:0572-43-5101
・料金:個人310円
・公式サイトURL:https://www.mosaictile-museum.jp/

2、衰退産業を救え!注目のおしゃれタイルブランド

昨今、日本全体の消費が衰退傾向にありますが、タイル産業もその煽りを受けつつあります。そんな産地を元気づけるべく、多治見から新しくてかわいいタイルブランドが続々誕生しています。

地域のためにも応援したい気持ちになりますが、そのいくつかを紹介します。(※現地では、後述するショップの&ennにて、roche、杉浦製陶、作善堂の商品が販売中。他ブランドは、HPなどからお問い合わせください。)

どこのインスタグラムもかわいいため、是非のぞいてみてください。

■Roche(生活空間、雑貨)

色むらのあるシックな”自然色”と、マットでサラサラな質感の心地よさが特徴。これまでのタイルにはない風合いが新しく、空間をオシャレに演出します。


■詳細情報
・名称:Roche
・公式サイトURL:https://roche0722.stores.jp/
・インスタグラムURL:https://www.instagram.com/roche722/

■popolo(アクセサリー)



宝石のように美しく、大きな存在感があるアクセサリーに。職人さんの手作業により、タイルの美しさを最大に引き出しています。

■詳細情報
・名称:popolo
・公式サイトURL:https://www.popolo369.com/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/popolo.369/

■七窯社(アクセサリー)

やきものの技術を、ブローチやピンバッジ、ピアスへ。きめ細かなやきものの美しさや、かわいさが特徴です。

■詳細情報
・名称:七窯社
・公式サイトURL:https://nanayosha.com/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/nanayosha/

■TILE made(生活空間)



1点1点、職人の手作業で色を出し、こだわりの色艶をオーダーで製造。お客様の思い出の風景をタイルで表現することも可能です。美しく輝く色は、芸術作品のようです。

■詳細情報
・名称:TILEmade
・公式サイトURL:https://tilemade.jp/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/tile.made/

■寿山(生活空間、器)

タイルと器をつくるブランド。タイルづくりの技術が活かされ、斬新なデザインや質感の商品です。

■詳細情報
・名称:寿山
・公式サイトURL:https://www.jyuzan.co.jp/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/jyuzan.1898/

■イホシロ窯(箸置き)



タイルとは少し異なりますが、かわいらしい箸置きメーカー。陶磁器産業界での新しいアプローチで話題になっています。

■詳細情報
・名称:イホシロ窯
・公式サイトURL:https://ihoshiro.com/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/masterscraft_ihoshiro/

■作善堂(シンク)



幼少期に見たことのあるようなレトロなタイルのシンクもあり、なつかしくてかわいい。

■詳細情報
・名称:作善堂
・公式サイトURL:http://www.sazendo.jp/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/sazendo/

■杉浦製陶所(生活空間、雑貨)



壁用タイルから生活雑貨、アクセサリー。映えるものからシックなものまで、幅広い範囲で展開。

■詳細情報
・名称:杉浦製陶所
・公式サイトURL:https://www.sugy.jp/
・インスタグラムURL : https://www.instagram.com/sugy.ceramic.tile/

■丸万商会(生活空間、雑貨)



モザイクタイルを使ったオリジナルデザインなども展開。

■詳細情報
・名称:丸万商会
・公式サイトURL:https://tile-maruman.co.jp/
・インスタグラムURL :https://www.instagram.com/tilemaruman/

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3、かわいくインスタ映え!?タイルなスイーツ



旅のお供は、なんといっても「食」!ここモザイクタイルの町には、とてもかわいいお菓子がありました。タイルをモチーフにしたお菓子は、インスタ映え間違いなし。

おいしさとかわいさで、みんなを幸せにします。上のお菓子は上菓子「彩り」、下は「たべられるモザイクタイル」です。

■詳細情報
・名称:陶勝軒
・公式サイトURL:https://toshoken.jimdofree.com/
・インスタグラムURL :https://www.instagram.com/toshoken_insta/

4、タイルの街をおさんぽしよう



タイルの街を歩くには「KASAHARA レトロかわいいおさんぽMAP」がお勧め。これまでにこんなかわいいマップは見たことがなく、感激しました。

MAPは多治見駅、笠原商工会、モザイクタイルミュージアム、陶勝軒、マルナカストアー、笠原中央公民館、&ennなどに設置中です。

■&enn



作家さんの商品も並ぶ、タイルグッズのお店。ワークショップにも参加できます。タイルブランドのRoche、杉浦製陶、作善堂の商品も発売中。

■詳細情報
・名称:&enn
・インスタグラムURL:https://www.instagram.com/and_enn3/

■CAFE DE SOLEIL



雰囲気のいいタイル張りの店内で、自慢のマフィンやシフォンケーキをどうぞ。

■詳細情報
・名称:@CAFE DE SOLEIL
・インスタグラムURL:https://www.instagram.com/cafedesoleil/

■作善堂



あのレトロなタイルシンクが見られます!

■詳細情報
・名称:作善堂
・公式サイトURL:http://www.sazendo.jp/

■街中にあるタイルたち



町を歩くと、あちこちにタイルが見つかります。

■多治見本町オリベストリート



少し足を伸ばして、やきもののまち多治見を感じるストリートへ。明治初期から昭和初期にかけて建てられた商家や蔵が残り、美濃焼の文化に培われた歴史が感じられます。

■詳細情報
・名称:多治見本町オリベストリート
・公式サイトURL:https://www.oribe-street.com/

地域の魅力を、味わい尽くそう



こんな時だからだこそ、普段は見過ごしてしまいそうな国内のスポットやアイテムに目を向けてみましょう。

それらのレベルは、海外にはまったく引けを取りません。むしろ、外国人からみると憧れの的であり、宝物がたくさん見つかるはずです。

日本人に生まれたからには、日本中を存分に楽しみ、味わい尽くしたいですね。

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