勝浦に来たら朝市へ!朝ごはん・お土産・アクセス方法まとめ
千葉県南房総にある勝浦では、定休である水曜日以外に毎日開かれる朝市がとても人気です。近くに漁港があるため、新鮮なお魚が食べられたり、地元の野菜が販売されていたり、土日は観光客も多く訪れます。
今回は、そんな勝浦の朝市を取材してきました!
勝浦朝市とは
勝浦朝市は、勝浦駅から約1km先で開催されている勝浦で一番の観光スポットで、その歴史はなんと400年以上だと言われています。長い間地元の人を中心に愛されており、最近では国際武道大学の学生が授業前に朝ごはんを食べに、原付バイクを走らせてやってきます。
毎週水曜日は朝市がお休みとなっており、朝市の周りのレストランや施設もお休みになるので、訪れる際は気をつけてくださいね。
朝市は日付ごとに出店される場所が異なります。1日〜15日は下本町通りに、16日〜末日は仲本町通りとなっているので、入り口で確認しましょう。
出店数は天候や日付によって異なりますが、観光客の方で賑わい出店数の多い土日がおすすめ。毎日、出店数を含めた朝市情報を公式ホームページで紹介しているので、訪れる前にチェックできるのが良いですね。
勝浦朝市を歩く
勝浦朝市は、先ほど少し紹介した通り、天候や日付によって出店数が変わります。実は、この日は梅雨の平日で、久しぶりに午前中晴れたのですがかなり蒸し暑く、出店数も訪れる人も少なかったです。
ただ、地元の人たちが朝のあいさつをしながら他愛も無い話をし、日陰で涼んでいる様子に癒されました。
朝市では干物はもちろん、野菜も売られています。「今朝取ってきたのよ」という話し声や「今日はなにたべる?」と常連客と話しているのが聞こえてきました。
一生懸命売りたい!というのではなく、出店すること自体が楽しく、ワイワイ話している和やかな雰囲気が魅力的です。おばあちゃんは朝ごはんなのか、バナナ片手に「今日は暑いねぇ〜」とニコニコ。都会ではなかなか楽しめない雰囲気を味わうことができます。
朝市に疲れちゃったらここで休憩
勝浦朝市で休憩したいな……と思ったら、ぜひ入りたいのがかううら商店。朝市から一本抜けた道沿いにありこの「勝浦おむすび」と書いてあるのぼり旗が目印です。
中は机と椅子が置いてあり、冷暖房完備。ちょっと外で歩きすぎた後に立ち寄れる絶好の場所となっています。
「勝浦おむすび」というのぼり旗の通り、おいしいおむすびと簡単に食べられる手作り料理が並んでいて、店内で食べられます。
コーヒーや紅茶などドリンクも揃っているので、この後の予定を組むのにもぴったり。後ほど詳しく紹介しますが、お土産も販売しており種類が豊富なので、ぜひ買って帰りましょう。
・名称:かつうら商店
・住所:勝浦市勝浦市勝浦154(勝浦中央商店街)
・地図:
・アクセス:JR勝浦駅より徒歩10分
・営業時間:8:30~15:00
・定休日:水曜日
・電話番号:0470-73-2500
・公式サイトURL:https://www.katsuura-kankou.net/
勝浦朝市で食べたいグルメ
勝浦朝市では、目の前にある市場から仕入れた魚を使ったおいしい料理が食べられる場所がたくさんあります。特におすすめなのが、朝6時から営業しておりお昼12時には閉店してしまう朝市新鮮広場です。
場所は朝市の入り口にあり、先に腹ごしらえをしてから回ってもよし、先に朝市を回ってそれから新鮮な海鮮を味わってもよし。
朝市新鮮広場の看板メニューは、生まぐろつけ丼。新鮮なマグロにご飯まで掛かっているおいしいタレが大きな魅力です。ご飯がしっかり詰まっていてマグロがたくさん乗っているのに、お値段600円。今回はお味噌汁をつけて計700円(税別)で、豪華な朝ごはんをいただけます。
マグロがとにかく厚くてやわらかい食感と、タレが抜群に絡んでいて箸が止まりません。お味噌汁は100円なのに、カニの足がしっかり入っていて豪華すぎる。とにかく幸福度爆上げな朝食を頂きました!大満足。
「朝市新鮮広場」では、絶品朝ごはんが食べられるだけでなく、干物やお土産が販売されており、ふらっと立ち寄れるのも大きな魅力です。
・名称:朝市新鮮広場
・住所:〒299-5234 千葉県勝浦市勝浦136
・地図:
・営業時間:6:00〜12:00
・定休日:水曜日
・電話番号: 0470-73-5505
・公式サイトURL:https://seafood-market-124.business.site/
勝浦朝市で買いたいお土産
勝浦朝市では、必ず買って帰りたい干物や海鮮のお土産が、たくさん見つけられるのも魅力の一つ。勝浦はカツオの産地としてとても有名で「クーラーボックスがないから持って帰れない……」という悩みを払拭する、真空パックで売られているものも多いです。
手作り佃煮の店「佃煮近江」では、私が今回購入したカツオの角煮はもちろん、カツオのしぐれ煮やびんちょうまぐろ角煮など種類豊富に販売されています。
入れ物も可愛らしい丁寧な包装なので、一人暮らしの友人へのプレゼントにぴったり。
海鮮の他に、もう一つ勝浦で有名なお土産が勝浦タンタンメンです。勝浦で昔から親しまれている勝浦タンタンメンは、たくさんのレストランで味わうこともできます。
お土産としての勝浦タンタン麺は、おせんべいやスナック、カレーなどさまざまな種類が販売されています。家に持って帰って勝浦タンタンメンが楽しめるキットは、現地で食べ損ねた方、美味しすぎて家に持って帰りたい人にぴったり。
おかきはピリ辛で食べる手が止まりませんし、勝浦タンタンメン味のベビースターはお酒によく合います。最高です。
一番人気は勝浦タンタンメンの油そば。お湯を入れて待つだけでおいしく味わえて人気の一品です。
先ほど紹介したかつうら商店にお土産コーナーがあり、勝浦で買える主なお土産が置いてあるので、立ち寄りついでに購入しましょう。
朝市の情報は専用アプリでゲット
勝浦朝市を楽しむためには「勝浦市観光アプリ」のダウンロードが非常に便利です。アプリストアまたは勝浦観光のホームページからダウンロード可能です。アプリには「食べる」「観る・遊ぶ」「買う」など、目的別観光スポット検索やおすすめルートなどを知ることができます。
勝浦に行く際には、ダウンロードしてから向かいましょう。
勝浦朝市のアクセス
勝浦朝市の会場は駅から1km、徒歩10分の場所にあります。駅から朝市会場までの間にこのような標識がいくつもあるので、迷うことはありません。
朝市に行くまでに、おいしそうなお店がたくさんあるので、ランチや夕食のことを考えながら向かうと良いでしょう。
・名称:勝浦朝市
・地図:
・アクセス:JR勝浦駅より徒歩10分
・営業時間:6:00~11:00(天候によって変わります)
・開催場所毎月1日~15日は下本町朝市通り、毎月16日~月末は仲本町朝市通り
・定休日:毎週水曜日と1月1日
・公式サイトURL:http://www.katsuura-sanpo.com/facilities/see-play/post-417/
海鮮を楽しむ勝浦朝市に行こう
出会える出店はその日次第。なんだかルーレットのような勝浦朝市へは、土曜日・日曜日・祝日が良いそう。観光客が混み合い、道は人でびっしり埋め尽くされますが、その分活気付いているので、地元の人も週末がおすすめだと口を揃えて教えてくれました。
電車も一時間に一本しか来ず、都心から片道二時間半とあまりアクセスが良いとは言える場所ではありませんが、朝から新鮮な絶品お魚料理が食べられて幸福度はとても高め。
ぜひ週末旅行にいかがですか?
All photos by 桃