神秘の街デリーの観光スポット5選
インドの首都デリー。古い街と新しい街が同居するこの街には、多くの見どころがあります。インドらしい不思議なスポットはもちろん、ほかの国ならそこまで珍しくはないけどインドだと珍しいスポットなんて場所もあるのです(笑)
というわけで、今回はデリーの観光スポットを紹介していきます。
フマユーン廟
photo by archer10 (Dennis) (54M Views)
フマユーン廟は、16世紀に建てられた、フマユーン王のお墓です。イスラム式のドーム天井や、正方形4つに区切られた庭園などが独特の雰囲気を醸し出しています。
また、このお墓はなくなった夫のために妻が作ったものとして知られ、廟の美しさや壮麗さから、その愛の深さが感じられるでしょう。
世界遺産にも登録されています。
デリー国立博物館
デリー国立博物館はインドではかなり珍しい、サービスが行き届いた観光スポットです(笑)。日本語の観光ガイドなども配布されているので、手軽にインドの歴史を学ぶことができます。
この博物館では、紀元前3000年前のインダス文明の遺物から、仏教関連の遺物、近世のヒンドゥー教関連の遺物まで幅広く取り扱われています。
ラールキラー
ラールキラーは17世紀に建てられた宮殿です。特徴はなんといっても赤いこと!壁から天井まで赤一色。そのため、「赤い城」と呼ばれることもあります。
また、ラールキラーは現在でも積極的に利用される遺跡で、独立記念日の首相演説や、軍事施設が併設されています。
クトゥブミナール
クトゥブミナールはデリー郊外にある遺跡で、世界最大のイスラム様式のミナレット(尖塔)があるモスクです。
その高さはなんと70メートルを超え、まさに天を突くといった感じ!!以前はこの塔にのぼれたそうですが、あまりの高さに落雷が頻発したため、現在では塔にのぼることはできません。
とはいえ、下から見上げるだけでも大迫力!遺跡の迫力に関してはデリーで一番かもしれません。
グルドワラ・バングラ・サヒブ
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グラッドワーラ・バングラ・サヒブは18世紀に建てられた「シク教」の寺院です。シク教は、ヒンドゥー教とも仏教とも違う独自の宗教であり、建築や文化も独特です。
グラッドワーラ・バングラ・サヒブは、寺院のほぼすべてが大理石で作られているうえ、屋根には金ぴかのドームが乗せられています。とてもゴージャスな作りで派手なため、かなり目立ちます(笑)
まとめ
デリーは観光地としてはちょっとかわいそうな街です。近所に、タージマハールやガンジス川があるため、旅人はすぐにデリーから移動してしまうのです。
ですが、ちょっと待ってください!!デリーはインドの首都なのです。首都である以上、優れた歴史や文化があって当然!デリーの観光地はなんだかんだやっぱりすごい!どれもこれも一見の価値ありです。
デリーの端から端まで満喫してみてはいかがでしょうか?