こんにちは、るいすです。前回のメキシコの世界遺産まとめに引き続き、国別の世界遺産保有数7位のインドを紹介していきます。アジア地域ではインドが最も多い30の世界遺産を所有しています。

そこで、今回はインドにある世界遺産全てを紹介します。知っている場所はいくつありますか?

 

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インドのイスラム文化を代表する建物とも言えるhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/05/e382bfe383bce382b8e383bbe3839ee3838fe383ab-4.htmlは、世界で最も美しい霊廟と言われています。

ムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、若く亡くなった王妃のために建てた愛の霊廟であり、白大理石を用いて世界中の最高の職人達に作らせた壮大な建築物です。シャー・ジャハーンは今も王妃と共にここに眠っています。

 

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photo by Madhavan Muthukaruppan

 

エローラ石窟群

ムンバイの東にあるエローラ村の岩肌を削って作られた珍しい石造建築の遺跡です。34もの石窟が並んでおり、中には仏教、ヒンドュー教、ジャイナ教というインド発祥の3つの宗教が共存しています。

巨大な一枚岩から掘られているカイラーサナータ寺院は特に有名です。多宗教・他民族のインドならではの歴史的建造物と言えます。

エローラ石窟群

エローラ石窟群

photo by Kunal Mukherjee

 

ハンピの建造物群

果てしなく広がるデカン高原の大自然の中に、ドラヴィダ様式の廃墟が無数に立ち並び、その周辺では村人達が畑を耕しながら慎ましく暮らしている、そんなそれぞれの景観が見事な調和を見せているのが世界遺産「ハンピの建造物群」です。

ハンピで聖域とされているヘーマクータの丘に建つホイサラ様式のヘーマクータ寺院群が見所です。

 

 

ブッダガヤのマハーボディ寺院

およそ2500年前にブッダが悟りを開いたとされる菩提樹があることで仏教の四大聖地の一つとなったブッダガヤ。その菩提樹の隣りに聳え立つマハーボディ寺院周辺では現在もチベット仏教の僧侶達が毎日祈りを捧げています。

マハーボディ寺院は紀元前3世紀にアショーカ王によって建造された寺院で、度々の改修を経て現在の姿になりました。2002年より世界遺産に登録されています。

ブッダガヤのマハーボディ寺院

ブッダガヤのマハーボディ寺院

photo by Lyle Vincent

ブッダガヤのマハーボディ寺院

ブッダガヤのマハーボディ寺院

photo by Lyle Vincent

 

ダージリン・ヒマラヤ鉄道

ニュージャルパイグリからダージリンを結ぶ山岳鉄道です。標高114メートルから2143メートルまで、2000メートルもの標高差の間を走る山岳鉄道の造営には高い技術が求められました。

当時インドを植民地としていたイギリスによって建築され、スイッチバックや車輪の滑り止めなどが取り入れられています。1999年に世界遺産に登録されました。

 

 

ラジャスタンの丘陵砦群

世界最大の砂丘に建つ6つの城壁、チッタウルガル、クンバルガー、ランタンボール、ガグロン、アンバー、ジャイサルメール。様々な民族が行き来する要衝であったために、これらの城壁が築かれました。

砦の中には寺院や宮殿などを備え、都市機能も持ちラジャスタンの人々の暮らしを支えていたと言われています。2013年に世界遺産に登録されてから、その絶景が広く知られるようになり、多くの観光客を集めています。

 

 

カジュラホの建造物群

10世紀から12世紀にかけてチャンデッラ王朝の都として栄えたカジュラーホにある寺院には驚くべき無数の彫像があります。

ヒンドゥー寺院の壁一面にはセックス像ミトゥナと、体の女性美を曲線で強調した女神像アプサラ。男女の性愛を極めることで解脱できるというヒンドゥーの教えからなる伝統的思考に基づいて造られたものです。

 

コナーラクの太陽神寺院

太陽神を祀るスールヤ寺院は、13世紀にナラシンハデーヴァ一世によって建設されました。直径3メートルにもおよぶ車輪を備えた、スールヤが乗る馬車に見立てた独特の形をした寺院。

一説によるとイスラム軍との戦いに勝利した記念に建てられたとも言われています。舞楽殿で見られるオディッシー・ダンスも見所の一つです。

 

バラナシ

仏教とヒンドゥー教の一大聖地と言われるバラナシ。最大の見所はガンジス川です。罪が洗い流されると言われるため沐浴をする人、ガートで身を清める人、そして観光客も尽きることがありません。

「大いなる火葬場」との異名も持つバラナシには有名な火葬場があり、24時間火葬の煙が耐えることなく上がっています。また、入り組んだ旧市街も観光客の人気スポットとなっています。

 

ファテープル・シークリー

16世紀にムガル帝国の皇帝アクバルが築いた都市ですが、慢性的な水不足と猛暑のために14年しか使用されることなく、現在は宮廷地区とモスク地区のみが残っています。

宮廷地区は住民によって石材などが持ち去られましたが、モスク地区に建つ大モスクには多くの巡礼者が足を運び、今もパビリオンやアーケードが美しいシルエットを保っています。

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コナーラクの太陽神寺院

太陽神を祀るスールヤ寺院は、13世紀にナラシンハデーヴァ一世によって建設されました。直径3メートルにもおよぶ車輪を備えた、スールヤが乗る馬車に見立てた独特の形をした寺院。

一説によるとイスラム軍との戦いに勝利した記念に建てられたとも言われています。舞楽殿で見られるオディッシー・ダンスも見所の一つです。

 

サーンチーの仏教建造物群

紀元前3世紀頃に建設されたとされるインドに残る最古の仏塔で、広大なデカン高原を見渡すことのできる高台の上に建てられています。仏塔は三つあり、第一塔の塔門に施されている動植物や仏教民話などの彫刻は古代仏教美術の傑作と言われています。現在はこれらの塔と僧院の堂、土台が残るのみですが、1989年に世界文化遺産に登録されました。

サーンチーの仏教建造物群

サーンチーの仏教建造物群

photo by Clara Giraud

 

デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群

1206年にクトゥブ・アッディーン・アイバクによって建造されたモスク付属施設兼戦勝記念塔で、インドで最も高い塔です。元々は四層でしたが、再建後に五層になりました。円柱の塔にはイスラム様式の装飾が施され、イスラム様式建造物としてはインドで最初のものとされています。1993年に世界文化遺産に登録されました。

 

 

アジャンター石窟群

デカン高原の断崖にあるアジャンタ石窟群は、550メートルにも及ぶ岩を掘って造られた仏教寺院です。寺院群は大小含めると30にも及び、インド最大のもので、8世紀に造られたとされています。

内部にはインドで最高とされる仏教壁画が残り、インド仏教美術の最高峰とされています。1983年に世界文化遺産に登録されました。

 

 

デリーのフマユーン廟

イスラムのペルシャ文化とインドの伝統様式が融合して産まれたムガル様式の最初の建物がフマユーンの霊廟です。この建築スタイルは後にタージ・マハルにも影響を与えました。チャハルバーグ形式の庭園の最古のものとされている霊廟周囲の庭園は四分庭園と呼ばれ、4つの区画に分けられています。1993年に世界文化遺産に登録されました。

 

マハーバリプラムの建造物群

6世紀から9世紀にかけてパッラヴァ朝が海外交易の拠点としたマハーバリプラムは、花崗岩に覆われた町です。

一枚岩を削って造られたヒンドゥー教の寺院遺跡「ファイブ・ラタ」をはじめ、30を超える石造建造物が並んでいます。現在もマハーバリプラムは石工職人達によって栄えています。1984年に世界文化遺産に登録されました。

 

アグラ城塞

アグラ城は、16世紀から3世紀間にわたって繁栄したムガル帝国のアクバル皇帝によって建てられた、ヤムナー川岸にある周囲2.5㎞にも及ぶ大きな城塞です。

帝国の力と権力を誇示するために赤砂岩で造られた城壁から、赤い城とも呼ばれていました。壁とは対照的に内部の建物は白大理石の豪華な宮殿をはじめ、白い建物が多く、美しいコントラストを見せています。

 

 

ジャイプルのジャンタル・マンタル

18世紀にサワーイ・ジャイ・シン2世によって建造された町で、様々な変わった建築物が残されていることで有名です。

その中のひとつがジャンタル・マンタルと呼ばれる1728年から1734年にかけて造られた天体観測用の施設で、20にも及ぶ天体観測機や、高さが27メートルもある日時計、星座観測機などが残されています。

 

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅

インド最大の商業都市ムンバイに、19世紀末、イギリス植民地時代に建設された駅舎です。インドの伝統建築様式の融合とされるヴィクトリア・ゴシック様式の美しい駅舎で、ここを中心にインド全国に鉄道網が引かれました。

現在も1日300万人が利用する駅として活躍しています。2004年に世界文化遺産に登録されました。

 

ゴアの教会群と修道院群

植民地時代に、ポルトガルの首都リスボンをモデルとして作られた「東方一の貴婦人」との異名を持つ美しい街でしたが、現在は教会と修道院が残るのみとなっています。

フランシスコ・ザビエルが眠るボム・ジェム聖堂をはじめ、アッシジ聖フランシス修道院教会、セ・カテドラルなどキリスト教宗教建築物が良い保存状態で残されています。

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レッド・フォートの建造物群

1639年から1648年にかけて、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンによって建設された建築物群です。赤は権力を示すための色で、赤砂岩によって城門と城塞は築かれました。

城壁内には、ムガル様式の宮殿群や、真珠モスクと言われるバロック様式風の建物が並び、また16世紀に建設されたサリンガル・フォートも隣接しています。

レッド・フォートの建造物群

レッド・フォートの建造物群

photo by Dennis Jarvis

 

エレファンタ石窟群

アラビア海に浮かぶ小さな島、エレファンタ島にある岩山を削って建てられた石窟寺院です。5世紀から8世紀にかけて、僧侶達によって造られました。

壁面にはシヴァ神像の美しい彫刻がいくつも彫り込まれており、その中でも3つの顔を持つシヴァ像が特に傑作であると言われています。1987年に世界文化遺産に登録されました。

 

カジランガ国立公園

ブラマプトラ川の南に広がる国立公園で、最も野生のトラの居住密度が高いことや、エレファント・グラスと呼ばれるススキが自生していることで知られています。

砂洲やジールスと呼ばれる小湖沼を持ち、ヒマラヤ丘陵では最大規模の自然保護地帯であることから「生物多様性のホットスポット」とも呼ばれています。1985年に世界自然遺産に登録されました。

カジランガ国立公園

カジランガ国立公園

photo by rajkumar1220

 

スンダルバンス国立公園

世界最大の三角州ガンジス・デルタ地帯の一部にある国立公園です。ベンガル湾に河口を持つガンジス川とブラマプトラ川が運んできた大量の土砂により三角州が造られた大湿地帯で、世界最大規模を誇るマングローブの密林が広がっています。

密林には様々な動植物や魚類が生息しており、ベンガルトラの生息地としても知られています。

 

 

グジャラート州パタンにあるラーニ・キ・ヴァヴ[女王の階段井戸]

この階段井戸は、11世紀、ソランキ王朝の王を亡くした女王が、追悼のために建設したと言われています。

クジャラート最古の階段井戸で、長方形型の七層からなり、壁面は800以上のヒンドゥー教の神々の彫像と、ヒンドゥー教の神話をモチーフにした彫刻で埋め尽くされています。2014年に世界文化遺産に登録されました。

 

 

マナス野生生物保護区

ヒマラヤ山脈の麓にある熱帯雨林の生物保護区で、ここにはトラをはじめとする絶滅危惧種とされる野生動物たちが多く生息しています。

インドゾウなどの大型哺乳類やインドオオサイチョウなどの鳥類、ゴールデン・ラングールと呼ばれるサルや、一度は絶滅したと思われたコビトイノシシなどがこの土地で保護されています。1985年に世界自然遺産に登録されました。

 

 

ナンダ・デヴィ国立公園及び花の谷国立公園

高山に位置するこの国立公園では、ユキヒョウやジャコウシカをはじめとする希少な動植物が多数生息しています。ボンボリトウヒレンなどの、ここでしか見られない植物もあります。

ヒマラヤ本来の自然が手付かずのまま残されており、現在は環境保護を目的に入山禁止とされていますが、これまで世界中の登山客や観光客を魅了し続け、1988年には世界自然遺産に登録されました。

 

 

西ガーツ山脈

デカン半島西側に聳え立つ山脈で、地理的・地形的な特徴から、この地域の熱帯性気候を穏やかにしていたり、いくつもの川の水源になっていたりと生物学的にも生態学的にも一帯に大きな影響を及ぼしている山脈です。

多くの固有生物だけでなく、300種類を超える絶滅危惧種の生息地であり、2012年に世界自然遺産に登録されました。

 

 

グレート・ヒマラヤ国立公園

面積754km、標高5000m以上にも及ぶ壮大な国立公園で、ヒマラヤ山脈の大自然が生み出す氷河と万年雪の景観は圧巻です。インダス川の支流のパールヴァティー川を代表とする多くの大河の水源となる山々が連なっています。

また、ジャコウジカやハイイロジュケイなど、固有種や絶滅危惧種を含む多くの動植物が生息していることでも重要とされています。

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大チョーラ朝寺院群

ラージャラージャ1世によって建てられたシヴァ神を祀るブリハディーシュワラ寺院、ラージェンドラ1世がガンガイコンダチョッリスヴァラムへの遷都後に建てたブリハディーシュワラ寺院、そしてラージャラージャ2世が建てたアイラーヴァテシュヴァラ寺院がまとめて世界遺産に登録されています。

これらの建築様式は南インドや東南アジアの寺院に大きな影響を及ぼしたことで知られています。

大チョーラ朝寺院群

大チョーラ朝寺院群

photo by Raj

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チャンパネール・パーヴァガドゥ遺跡公園

4世紀頃から栄えたチャンパネールにあるパーヴァガドゥ山の古い寺院は、ヒンドゥー教の聖地として現在も多くの巡礼者が訪れていますが、街中にはイスラム教のモスクが立ち並びます。

カーリーカマタ寺院を代表に残るグジャラート朝時代の遺跡がヒンドゥー王国の都市遺跡と評価され、2004年に世界文化遺産に登録されました。

 

ケオラデオ国立公園

インドの国立公園の中では小規模ですが、モンスーン後に来る渡り鳥を含め、何万もの野鳥の生息地となっています。

19世紀に建設された人口の水路や水門により、一年通して枯れることがなくなった沼沢地にはカモなどの水鳥が住み着き、鳥達の聖域となっています。公園の中心部にあるシヴァ神を祀った祠の名前が公園の名前となりました。

 

パッタダカルの建造物群

パッタダカルにはデカン高原を支配していたチャールキヤ朝の歴代の王達が戴冠式を行った寺院が立ち並びます。

いずれも6世紀から8世紀にかけて造られたもので、中でも最大規模を誇るヴィルパークシャー寺院をはじめに砲弾の形をした寺院と何層にもなった寺院が混在しています。1987年に世界文化遺産に登録されました。

 

ビムベトカのロック・シェルター群

ビンディア山脈の麓にある遺跡で、旧石器時代の人々が暮らしていた住居跡が岩窟住居群として残っています。

岩壁には天然顔料を用いた色鮮やかな絵が残されており、狩りなどの当時の人々の暮らしを垣間見ることができるものや動物の絵などがあります。最古のものでは1万2千年前に描かれたとされ、そのような壁画が千近くも保存されています。

ビムベトカのロック・シェルター群

ビムベトカのロック・シェルター群

photo by Nagarjun Kandukuru

ビムベトカのロック・シェルター群

ビムベトカのロック・シェルター群

photo by Nagarjun Kandukuru

 

まとめ

お疲れさまでした。素敵な世界遺産は見つかりましたか?この記事がみなさんの参考になれば 幸いです。それでは、よい旅を!

 

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