インドにある世界一愛が激しい寺院「カジュラホ」
今日はインドにある変わった彫刻で有名なカジュラホの寺院郡をご紹介します。何が変わっているかというと、寺院の外壁をエロチックな彫刻で埋め尽くされているという点です。
澄み渡った青空の下に広がる光景に唖然としてしまうのはまちがいないです。エロチシズムと言った印象も吹き飛ばれてしまうほどの衝撃は間違いないでしょう。
カジュラホってどんな場所?
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カジュラホはインドの中央部にあるマディヤ・プラデーシュ州にある人口約5000人の小さな村です。950~1050年に建てられた「愛の彫刻」のある寺院が有名です。
ヴィラーは寺院のイノシシ
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一番大きな西の寺院郡は10個の寺院から成り立っています。この辺りに安宿も集まっているので簡単にアクセスできるでしょう。まず最初に目につくのがこのイノシシの彫刻です。
ヴィシュヌ神の化身の1つのイノシシ。これ自体からはエロチシズムの要素は感じられませんが、細部にわたる彫刻とそれ自体の力強さを感じる事が出来ます。そして目的の彫刻に胸が高鳴ります。
カンダーリヤ・マハティーバ寺院
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寺院郡の中で一番大きく前廊から本殿へと徐々に高さを増す姿が、青空の下すでに偉大な生命力を感じさせられます。そしてその外面には神々やアプラサス(天女)、ミトゥナ(抱擁する男女)の彫刻で埋め尽くされています。
艶かしいほど官能的な・ミトゥナ像
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寺院の外面に近づいた瞬間衝撃的な彫刻が目に飛び込んできます。僕は1人でここに訪れたんですが…正直よかったと感じました。
女性と2人だとなんとも気恥ずかしい感じがします。そんな考えも終盤にはかき消されてしまうんですけど。
神々の下で繰り広げられる人間と動物の
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さらに驚かされるのがこの光景です。人間の男女だけにとどまらず、様々な動物と繰り広げられる行為。これを見る事によって、いよいよ神聖視せざるを得なくなります。
シヴァ神を祀る小さなマハーデーヴァ寺院
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見ているだけで惹き込まれませんか?インドの旅の序盤に訪れる事ができたら、ヒンドゥー教の歴史と奥深さに飲み込まれて行く事を感じる事でしょう。
そんな事を感じながら周っていると、日がだんだん沈んで来て夕日に照らされたこれらの彫刻が一層生命力にあふれて行く事を感じます。
まとめ
いかがでしたか?究極の性の力を感じていただけたでしょうか?目を疑いたくなる様な官能的な彫刻が、自然の力と調和して織り出されるパワーを感じさせられるカジュラホの寺院郡。
一度訪れたらなぜかまた行きたくなるインドの魅力を探して旅に出ましょう!