過去何度か訪れたことがある香港。

これまでの僕の香港への印象は、アジアの玄関口、長い旅のスタート地点、金融センター、刺激的な摩天楼と何を食べても美味しい食がひしめく街。めちゃくちゃ、ワクワクしたし、街のエネルギーに圧倒された。

そんな僕に、友人が教えてくれた香港の新しい楽しみ方は、

今、情報感度の高い欧米人の間では、すでにメジャーになってきているらしい。調べてみると、複数あるコースはどれも眺望が良さそうで、食指が動く。

僕が今一番やりたい週末ショートトリップは、香港トレッキングだ。

Google Earthで見てみると、香港が有する豊富な自然がわかる。

香港のイメージといえばアジアの摩天楼。だけどGoogle Earthで見てみると、その印象はガラリと変わる。

沿岸の都市部の後ろには、びっしりと山が囲んでいる。調べてみると、香港は総面積の半分近くを自然保護区が占めているそうだ。盲点。

そして、この自然を堪能しているのは、なにも欧米の観光客だけじゃない。じつは香港人の間でも、トレッキングやハイキングはメジャーだという。

つまり、昔からトレッキングはローカルの間では人気のアクティビティで、今まで外国人(とくに僕ら日本人ね)が注目していなかっただけってこと。

Google Earthで見ると、あの摩天楼の近くに山があるーーその意外性に惹かれるのは僕だけじゃないはず。

整備されているトレイルは約400km。「アジアベスト」の称号を持つコースも!

上の写真は、実際に香港の山で撮ったものらしい。かなり期待がもてる景色!

早速、香港政府観光局や海外の旅行サイトを見ると、いくつかのトレッキングコースがちゃんと紹介されていた。まあ、普通は「hongkong trekking」なんて検索しないから、気付かないわけだ。

情報をまとめると、香港の山には、400キロに及ぶトレイルが整備されていて、コースは複数存在している。なかでも「龍脊(ドラゴンズ・バック)」というコースは、アジアのベスト・ハイキングコースと呼ばれており、かなりイイらしい。

九龍やニューテリトリー、周辺諸島でのトレッキングコースもあるが、香港島に限っても、以下の3コースが有名どころのようだ。

ドラゴンズ・バック

ピーク・サークル・ウォーク

ザ・ピークから薄扶林水塘(Pok Fu Lam Reservoir)

うれしいことに、コースマップがしっかりPDFにまとめられている。それぞれより具体的な香港でのトレッキングがイメージできる。

日本から週末ショートトリップ…っていうのは、どうでしょう?

調べて終わりじゃない。なんせ香港だ。週末を利用して十分に行ける。新しいショートトリップの形として、香港トレッキングへチャレンジしたい。

というわけで、実際のプランを立ててみた。

金曜日の夜に出発し、月曜日の朝に東京に戻ってくるスケジュール。

羽田〜香港へ深夜便は、香港エクスプレス航空や各種エアラインが毎日飛んでいる。金額はシーズンによっても異なるので記載しないけれど、大雑把な旅のイメージが伝わればうれしい。

まるまる二日間。

山と街を遊び尽くす、ちょっと駆け足な提案。正直、ハードスケジュールなので1日目はもっとゆっくりでもいいかもしれない。でも、香港って街の空気感とかを考えると、このぐらいのスピード感が合っているかも、とも思う。

この10月、取材(?)に行ってきます!

この記事は、僕自身が香港に遊びにいくために集めた情報をまとめたもの。

そして、TABI LABOでは実際にこの10月に香港へ行って、僕が友人から聞いた香港のトレッキング熱を感じてこようと計画中。、香港でトレッキングと食とビール。きっと最高に楽しいはず。

レポート記事も掲載予定なので、乞うご期待!

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