日本の名曲をカバーすることで度々話題になっているアーティスト「Biko’s Manna」をご存知だろうか?

遠く離れた南アフリカ・ヨハネスブルグのストリートで活動しながら、ここ日本でも「ビコマナ」の愛称で親しまれるこの姉弟ユニット。スピッツの『ロビンソン』やKing Gnuの『白日』などをカバーして、大きな反響を呼んだ要注目の2人だ。

そんな彼女たちが、今回は椎名林檎のカバーをYouTubeに投稿して話題に。選ばれた楽曲は、なんと……『長く短い祭』だ。

流暢すぎる日本語に度肝を抜かれつつ、姉(ビコ)の圧倒的な歌唱力がもたらすグルーヴ感と弟(マナ)とのハーモニーが心地よいこのカバー。お父さんによるボンゴの演奏と、次男のフンドゥくんのダンスが華を添えて、ストリート感溢れる場所ながらも、そこはまるでピンスポットに照らされたステージのよう。

今回の“通な選曲”には、ファンの人たちもとても驚いている様子。動画の説明によると弟(マナ)くんたっての願いでこの曲をカバーしたというが、若くして驚くべき音楽センスである……。

また、動画を投稿しているチャンネル「Urban Cohesion」は、アフリカ全土にいるストリートアーティストによって構成されているようで、ほかにもレベルの高い演奏が数多く投稿されている。

彼女たちの愛がこもったカバーに心を掴まれた方はほかの動画もチェックしてみてほしい。

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