きっとあなたが知らない「レソト王国」
天空の王国、アフリカの天井、アフリカのスイス。これらを聞いて思い浮かぶ国がありますか?そう、レソト王国です。南アフリカ内にあり、面積は四国より少し大きいくらいの小さな王国。平均標高が1500mと、世界一高い国です。
日本人にはまだまだ馴染みがないですが、アフリカを旅した人の間では「レソトが1番良かった」と言う人も多いくらい、人気の国なんです!ヨハネスブルグからはバスも出てるので、ぜひ訪れてみてはいかがですか?

ブログ: ryu-tabi.hatenablog.com
Instagram:@rrrrryu9
レソトの中で訪れた都市とルート、移動方法


ケープタウンでレンタカーを借りて、レソトの西のボーダーから入国。 Malealea、Semonkong、Mokhotlong、Sani Passを訪れました。 僕はレンタカーで旅しましたが、レソト国内は乗合バスも走っています。定員いっぱいになるまで発車せず、出発まで4〜5時間待ちはざらにあるので注意してください。
国境付近や大きめの幹線道路を除き、道路状況ははかなり悪いです!平気で岩が転がっており、レンタカーで行く場合は四駆推奨です。


さらにSani Passボーダーを通る場合、四駆が義務付けられています。僕らはあまり考えず二駆で行ってしまい、後悔しました。また、パンクなど車の故障は覚悟しておきましょう。
レソトでのエピソード(人とのエピソード)


レソトの人たちはとても友好的でした。大人も子どもも手を振ってくるし、こちらから手を振って、振り返してくれる率はほぼ100%!ただ、地元の人は僕らのことを中国人だと思っているようです。それもそのはずレソトには中国人が多く住んでおり、大きい商店などを営んでいます。
さらにはレソトの道路は中国の資本提供で改修などされているらしいです。 英語は通じますが、少しでもソト語を覚えて話しかけるとみんなとても喜んでくれました。
レソトでのエピソード(場所のエピソード)


訪れたどの場所でも行えるのがホーストレッキング。2回行いましたが、どちらも本当に楽しかったです。僕は今まで乗馬の経験はありませんでしたが、馬も人に慣れているのですぐに乗りこなすことが出来ました。 日本と違ってガイドの人もゆるいので、慣れてきたら馬を走らせてみたりと、なかなか出来ない経験も!
また、Semonkongでは、アフリカ最大瀑布のマレツニャーネの滝を訪れることができます。 そしてなんと言ってもSani Passボーダー!ここを訪れずしてレソトに来る意味がない!と言いきれるほど素晴らしい絶景が広がっています。
Sani Passから見下ろすドラケンスバーグ山脈は圧巻でした。レソト国内は山があるので街から街へ直線距離では近く見えても大きく迂回することが多いので、移動は思ったよりも時間がかかります。
知っておくべきキーワードは「毛布」


レソトに住むソト族の伝統的な衣装といえば、毛布なんです。冬はもちろん、平均標高が高いので夏でも陽が当たらない時は少し肌寒く感じます。そのため僕が訪れた12月の真夏でも毛布を体にまとったソト族人をたくさん目にしました。


毛布の柄は可愛いアニメキャラクターや家紋のようなものだったり人によって様々。中にはスーツを着てその上に毛布を纏った人にも出会いました。 また「着させて!」と頼んだら快く了承してくれたので、実際に着てみるのも楽しいかも?
レソト旅行を楽しむためのアドバイス


なんと言っても雄大な自然を楽しみましょう。国中の至る所が絶景スポットなので、トレッキングを楽しみつつ、美しい山々の景観を眺めるだけでも充分楽しめます。


僕の一番のお気に入りはやはり、Sani Passでトレッキングをした時に見たドラケンスバーグ山脈でした。
レソトの治安
周りを囲まれた南アフリカと比べると治安はとても良いです。具体的には、一眼レフを首からぶら下げて歩き回ってても問題ないレベル。
スリや強盗などが無いわけではありませんが、僕が訪れた小さな村では夜には人もいなくなるので、むしろ野犬や蛇などに気をつけた方がいいと思います。
レソトの物価
南アフリカと比べて安いです。ただ商店の品揃えは、特に野菜などの新鮮食品が充実していなかったです。ホーストレッキングは3時間で2000円弱とかなり安いと思います。
また、ガソリンも1L当たり15〜20円ほど南アフリカより安いです。 その代わり安宿は少なく、ひとつの村に宿泊施設は1つ、ということが多かったです。安く済ませたい場合はテント泊が可能なのでテントを持参しましょう。
レソトの美味しかった料理や食べ物


レソトの人々の主食は「Papa」。ほかのアフリカの国で食べられているウガリに見た目は似ていますが、食感はパサパサしていて味はないです。おかずと一緒に手で食べます。
また、どの食堂でご飯を食べても出てくる副菜がモロホと呼ばれる野菜。これは高菜のようなものを油で炒めていて、とても美味しかったです。食堂などに行くと、パパとモロホ、メインのおかずにチキンやヤギ肉が1皿に盛られて出てきます。
そして、レソトの人々がたくさん食べていたのがCakeと呼ばれる揚げドーナツのようなもの。1つ10円以下で買えます。砂糖をまぶして食べると美味しいです。
レソトのエンターテイメントやアクティビティ


どこでも行えるのがホーストレッキング。さらにSemonkongのマレツニャーネの滝では世界最長のギネス認定を受けたアブセイリング(ハーネスやロープを使って崖を降下)が楽しめます。高さは204m!
お値段は1万円程ですが、かなりのスリルを味わえるので、是非挑戦してみては?
レソトのナイトライフ


夜は人がほとんどいなくなるのでナイトライフは期待できません。その代わり、どんな小さな村にもバーがあり昼から人が集まっています。レソトのバーはビリヤード台が置かれていて、ビールを飲みながらビリヤードを楽しんでいました。
夜は星空を眺めてみてください。標高が高いので晴れていたらとても綺麗に見えます。
レソトのお土産
宿泊施設にはお土産売り場が併設されていた他、Sani Passボーダー付近でも売られていました。 レソトの民族衣装であるバソト帽子の、キーホルダーなどが売られていました。
レソトのビザ
観光目的では、3ヶ月の以内の滞在であればビザは不要です。 ただ、短期間での変更もあり14日以内の滞在に限りビザ不要となっていたこともあるので注意してください。
レソトの基本情報(首都、通貨、言語、宗教、時間帯など)
首都:マセル
通貨:ロチ
言語:英語、ソト語
面積:3.0万平方キロメートル
人口:223万人
宗教:キリスト教
時間帯:日本より-7時間
気候:温帯気候
レソトへの行き方(日本から行った場合)
日本から直行便はないため、ヨハネスブルグで乗り継ぎ。
レソトにある有名な世界遺産
セサバテーベ国立公園(Sehlabathebe National Park)
2003年に世界遺産に登録された「セサバテーベ国立公園」。標高2400mに位置するこの国立公園では、多種多様な動植物や野鳥、見渡すかぎりの断崖、ユニークな形状の岩など、見どころポイントが豊富です。
・名称:セサバテーベ国立公園
・住所:Sehlabathebe National Park, Qacha’s Nek, Lesotho
・アクセス:首都マセルから車で約6時間
・電話番号:+266 2232 6075
・公式サイトURL:http://seelesotho.com/sehlabathebe-national-park/
最後に一言


All photo by りゅう
アクセスも国内の移動も簡単ではないですが、その苦労をしてでも見たい絶景がレソトにはあります。 アフリカにありながら、イメージするアフリカとは全く違うこの国をぜひ訪れてみてください。