インフラ不足の途上国で、最も注目されてる無人輸送機ドローン
世界規模でサービスを展開するAMAZONは、2015年に小型無人機を使ったサービスの開始を発表したが、インフラ不足の途上国でも、無人輸送機ドローンへの期待が高まっている。
例えば、アフリカの運送事情を改善するための、プロジェクトThe Flying Donkey Challengeは、そんな期待への表れだ。
プロジェクトでは、標高5199mのケニア山でドローンを使い、24時間以内に周辺の目的地へ20kgの荷物を届けというFlying Donkeyレースを開催。そこで、ドローンの安全性と機能性を競い、優秀な作品には助成金が給付される。このレースは2020年まで続けられる予定だ。
また、ゲイツ財団が支援するThe Matternet社もインフラの整っていない途上国への医薬品や食料など、救援物資の運送用無人機の開発に力を注いでいる。
アフリカをはじめとする途上国では、インターネット利用率が上昇中。ネットで買い物をする人も増えてきたが、インフラが整っていないため、商品の輸送が難しいのが現状だ
インフラ整備には、膨大なコストと時間がかかる。それなら空から運搬すればいいという画期的なアイデア。ドローンが実用化されれば、途上国に住む人々の生活は劇的に改善されるはず。
Reference:fastcompany