世界中で旅行客が増加傾向です!

国連世界観光機構(UNWTO)が、2017年1月から4月の旅行客数(旅行先の国別)をまとめました。日帰りを抜いた1泊以上の旅行が対象になります。全世界で合計すると3億6900万人。前年よりも2100万人増えたとのことです。単純計算すると、一日に410万人が旅をしてどこかの国にたどり着いたということになります。

ランキング10位から6位

それなりの理由で去年より人気倍増の世界の旅行先ランキングベスト10!
こちらは第6位の国にある世界遺産 ハロン湾!

まずは、第10位から6位です。

【第10位|イスラエル】25.1%増
2017年には日本人観光客を19000人程度まで増加させるという計画です。

【第9位|モンゴル】28.3%増
元横綱・朝青龍さんは今年から日本担当のモンゴル大統領特使に。

【第8位|ニカラグア】28.4%増
外務省の世界の医療事情によれば、「全域で呼吸器・消化器感染症やデング熱,マラリアに注意が必要です。」とのこと。

【第7位|ウルグアイ】30.2%増
元大統領ホセ・ムヒカ氏は「世界で最も貧しい大統領」で有名に。ウルグアイは社会保障も充実した国ですが、彼は自ら給料の9割を寄付していました。

【第6位|ベトナム】31.2%増
ちなみに、2017年上半期のベトナムから日本への旅行客は28%増の15.7万人でした。

第5位|チュニジア 32.5%増

それなりの理由で去年より人気倍増の世界の旅行先ランキングベスト10!

2015年のテロから2年。観光に大きな痛手はありましたが、ここのところヨーロッパからの観光客が戻ってきているそうです。

第4位|アイスランド 34.9%増

それなりの理由で去年より人気倍増の世界の旅行先ランキングベスト10!

日本でも人気のテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」。そのロケ地の一つがアイスランドでした。そのため観光客が急増。アイスランド政府は観光資源である自然が破壊されてしまわないかと、対策を検討中です。

次は第3位です!

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第3位|北マリアナ諸島 37.3%増

それなりの理由で去年より人気倍増の世界の旅行先ランキングベスト10!

北マリアナ諸島のうち観光で有名な島は、サイパン、テニアン、ロタ(グアムは含まれないんです)。最近は、サイパン島のカジノを中心に中国人観光客が増加しているそうです。

第2位|エジプト 51%増

それなりの理由で去年より人気倍増の世界の旅行先ランキングベスト10!

2011年の民主化運動「アラブの春」以降治安に不安があったエジプト。徐々に安定し観光客も戻りつつあるようです。ただし、トリップ・ドットコムの「女性の一人歩きが特に危険な10か国」の第1位にランクしているので、まだまだ注意が必要なようです。

第1位|パレスチナ自治区 57.8%

それなりの理由で去年より人気倍増の世界の旅行先ランキングベスト10!

第10位のイスラエルとの間に紛争があるのはご存知の通りです。外務省の渡航禁止勧告が出ていますので、最新の情報を確認してください。増加率は確かに高いのですが、2016年を通した旅行客は合計で40万人と実数はかなり少ないのが現状です。政情が安定したらぜひ出かけてみたいですね。

[外務省 海外安全ホームページ] [World’s fastest-growing tourist destinations for 2017] [All Photos by shutterstock.com]


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